シリコーンは表面張力が小さい消泡剤

消泡剤は、表面張力が小さく拡張性(分散性)が大きい、さらに溶解性が小さいなどの条件を満たすものが理想とされます。シリコーンは消泡剤で使われることが多い物質で、パソコンや自動車、スポーツウェアや化粧品、筆記用具や建築素材などその利用用途は様々です。シリコーンは表面張力をはじめ、水に対する拡張性や溶解性が小さいといった特徴があるので泡を抑制する特性は極めて優れているのですが、破泡性は不足気味です。理想の消泡剤は、表面張力と溶解性が小さく拡張性が大きいもの、シリコーンは拡張性だけが不足していることからも、これをカバーする目的でO/W型エマルジョンに乳化を行ったり、シリコーン系乳化剤と併せて利用するなど理想的なものにして活用する必要があります。

表面張力が小さいとどのようなメリットがあるのか、これは強力な消泡効果を示すものです。そのため、少量の添加でも十分な効果を発揮することができますし製品の特性や品質に影響を与える可能性も小さくなるメリットを持ちます。なお、水の中に油が分散しているもしくは油の中に水が分散している状態をエマルジョンと呼び、身近なものには牛乳や生クリーム、バターやマヨネーズなどの製品があり、塗料や接着剤、防水材などのような工業用製品など幅広く使用されています。O/W型の場合、水を媒体にして水とは馴染むことがない樹脂や油滴などの物質が、親水性と親油性を乳化剤を介在させることで、粒子の形で安定的に水中に分散することが可能です。

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