微量の添加で十分な効果を発揮できる消泡剤

シリコーン消泡剤とは、主材料にシリコーンを使った消泡剤で形態により6品種に分類されます。その品種とは、シリコーンオイルやオイルコンパウンド、溶液やエマルジョン、自己乳化や特殊形状(粉末・固形)です。油性に対してはシリコーンオイルやオイルコンパウンド、溶液などが適していて水性に対してはエマルジョン型を利用するケースが多く、染色工程などのような高温下もしくは無機塩の存在下、強アルカリ性の厳しい条件下など、これらの条件で使う場合は自己乳化型が使用されます。また、通常のエマルジョンが破壊されてしまうような、機械的に強力な撹拌する環境下も自己乳化型が使用されることが多いといいます。

特殊形状は、粉末や固形状にしたもので使用しやすさがあるタイプですが、一般的に消泡剤と呼ぶものは液体です。シリコーンは、液体に投入すると表面張力が小さいので強い消泡効果を示します。しかも、少量の添加だけで強い効果を発揮することができるため、製造している製品に与える可能性も限りなく小さい、良品を作ることが可能になって来ます。消泡剤の種類により、完成品の色合いが変化してしまうなど製品の品質を左右するものなどではシリコーンを使うケースが多いようです。

なお、シリコーンオイルの表面張力は、一般的なオイルや溶剤と比較すると限りなく小さく、ジメチルシリコーンオイルの表面張力は粘度が増大すると僅かに表面張力は大きくなるけれども鉱油や水と比較した際には極めて小さい、問題なく利用できるとしています。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*